第7回 中堅教諭等資質向上研修Ⅰ、第6回中堅養護教諭資質向上研修Ⅰを開催しました

 10月22日(火)第7回中堅教諭等資質向上研修Ⅰ、第6回中堅養護教諭資質向上研修Ⅰが、香川中部支援学校で開催されました。この研修には、小学校教諭21名、中学校教諭8名、養護教諭1名、計30名の先生方が参加しました。
 始めに、3グループに分かれて香川中部支援学校の施設や授業の見学をさせていただきました。香川中部支援学校には、幼稚部、小学部、中学部、高等部があります。それらの施設に加えて、木工、印刷などの作業場面や各教室内で授業も見せていただき、貴重な経験となりました。
 次に、「特別支援教育の理念」について、香川中部支援学校 滝澤 健先生に講話をしていただきました。「障害とは」、「支援の考え方」、「学びのユニバーサルデザイン」について具体を交えてお話をしていただきました。特に、「UDLの3つの原則」については、実際に体験をしながら、多様な方法を考えていかなければならないという考え方について学びました。
 最後に、グループに分かれて今日の研修の振り返りを行いました。その後、「自分の実践では、その子に合った表現、準備ができているかと考えてほしい。」と滝澤先生から総括がありました。
 参加者からは、日頃の子どもたちとの関わり方を振り返る言葉が出ており、今後の児童生徒への対応の仕方の参考になる時間となったようです。学んだことを自校で広げていってほしいと思います。

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