8月28日(水)に、高松市総合教育センターで、「保育の専門性につながる知識や技能について理解を深め、保育実践に生かす。~豊かなイメージや表現、言葉に対する感覚を育む読み聞かせやわらべうた等について学ぶ~」をねらいとした保育実践研修⑥「読み聞かせ・わらべうた」を実施しました。
前半は、「豊かな感性や言葉、コミュニケーション力を育む読み聞かせ」と題して、中央図書館司書の堀りほこ氏による講話と大窪美穂氏による絵本の紹介がありました。昔話が子どもに与えるもの、発達に応じた選び方やおはなし会のプログラムの作り方など、分かりやすい資料を基に、具体的にお話しくださいました。
後半は、「おはなし会をもっと楽しく」と題して、「えんどうまめのおはなし会」代表の遠藤由美氏による実技講習を行いました。遠藤先生のリズミカルな言葉や歌で、わらべうたの楽しさを体感し、ひとつでも自分のものにしようと、一緒に声を出し、手を動かしました。1枚の、A4用紙や新聞紙を使って「おはなし」や「数え歌」を楽しむことも教わりました。
受講者からは、「昔話は子どもに幸福感を与えるもの、と学んだ。」「年齢や発達に応じた絵本の選び方がよく分かった。」「知らない絵本が多く、今後保育に取り入れたい。」や「先生の声のトーンや強弱・速さ等で、わらべうたの世界に引き込まれた。」「CDの音ではなく子どもの様子を見ながら自分の声で話したり歌ったりして、温かい時間を子どもと楽しみたい。」「今日感じたワクワクした気持ちを子どもたちにも伝えたい。」などの感想が寄せられました。自分で体感して学んだことが明日からの保育につながる研修になりました。
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