第3回中堅教諭等資質向上研修Ⅱを開催しました

 8月1日(木)第回中堅教諭等資質向上研修Ⅱが開催されました。この研修には、教職11年目となる小学校教諭53名、中学校教諭33名の計86名が参加しました。
 本研修は「総合的な学習の時間について」と題して、zoomによるオンラインで札幌国際大学 岩﨑有朋教授のお話を伺いながら、受講者は総合教育センターに集合して演習等を行いました。
 まず、予測が困難な時代において未来の職場ではどのようなスキルが必要となるかをグループで話し合い、さらにそれを授業のどの場面で鍛えることができそうか等を協議していきました。
 そうした21世紀型スキルを念頭において、自校の「総合的な学習の時間」を学校教育目標や資質・能力等の観点からチェックしていきました。
 その後、岩崎教授からは、PBL(プロジェクト型学習)が紹介されました。探究のプロセスをとおして、「自分以外の誰かの役に立つ」学習成果物を創造することを大事にするよう説明がありました。受講者は、MYプロジェクトシートを活用して各校の課題への取組を整理していきました。これまでの多様な経験をもとに、互いにアイデアを出し合い、熱心な協議が続いていました。途中、岩﨑教授からは受講者から出た質問にもていねいに答えていただき学びの多い研修となりました。
 受講者は、これからの時代の教育スタンダードを創る重要な立場であることを自覚し、真剣に取り組んでいました。今日の研修が、各学校での教育活動の充実に繋がっていくことを期待しています。

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