第1回10年経験教職員研修会を開催しました

 6月21日(金)に、第1回 保こ幼 10年経験教職員研修会を実施しました。中堅ステージでは「実践を通してモデルとなるよう、全体的な視野に立った資質・指導力を身に付けていくこと」を求められる姿として、年間3回の研修を実施します。
 前半は、「中堅教職員の心構えと役割」をテーマに、香川県教育委員会義務教育課 河江奈緒美主任指導主事による講話がありました。まず、教育課程や全体的な計画の編成については、法令や要領に示されており、全教職員の協力の下、編成しなければならないことを確認しました。次に、全教職員で取り組むために、重要な4つのポイント「職員がつながる」「共通理解を図る」「同じ方向性を向いて取り組む」「参画意識をもつ」を教えていただきました。さらに、中堅教職員は、リーダーとしての自覚をもち、職員をつなぎ、全体を見通すことで、よりよい園所運営につながっていくことを学びました。
 後半は、「園・所内研修のマネジメントに向けて~月指導計画の見直し~」と題して、週案や記録から指導計画を見直す演習を行いました。さらに、中堅教職員が自園所のリーダーとなり、教職員を巻き込みながら指導計画の見直しを行うための研修体制の構築についてグループで話し合いました。各グループには、ファシリテーターとして令和5年度ミドルリーダー養成研修を受講の主任・副所長の5人の先生方が入り、受講者の多様な意見を引き出したり自身の経験を話したりしながら進めました。
 受講者からは、「自分の役割を確認するとともに、意識して実践していきたい。」「自らが主体となり、課題解決をしながら所全体で取り組んでいきたい。」「日々の記録を活かした月指導計画の見直しと、複数で見直すことの大切を学んだので実践していきたい。」などの感想がありました。中堅教職員としての自覚が高まった研修となりました。

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