第1回教職1年経験者研修会を開催しました

 6月14日(金)第1回教職1年経験者研修会が、オンラインで開催されました。この研修には、小学校44名、中学校28名、計72名の先生方が参加しました。
 まず、高松市総合教育センター所長から、1年目の学びを生かしながら学級経営や授業づくりに取り組み、個々に目標をもち、主体的に研修に励んでほしいと挨拶がありました。
 次に研修担当指導主事から、「主体的・対話的で深い学びを実現する授業づくり」についての講話・演習・協議がありました。まず、昨年度の取組を振り返りながら、今年度チャレンジしたいことについて、グループに分かれて紹介し合いました。講話・演習の中では、子どもが授業中、主体的に学んでいる姿のイメージを一人一人がしっかりと描き、その子どもの姿にたどり着くために教師にできることについて話し合いました。子どもにとって主体的な学びにするために、問いをもつためのしかけをつくる方法や、振り返りを次時につなぐことで自己調整していけるように、場の設定をしていくことについて考えました。また、子どもの思考が活性化するためにはどうあればよいかについても考え、対話的で深い学びになるよう授業改善を図るためのポイントについての講話がありました。
 途中、情報担当指導主事より、学習における活用を踏まえた「教育の情報化推進」についても話がありました。GIGA端末を活用した振り返りを取り入れることで、自分の学びを振り返ったり、次へつないだりすることができ、その良さについて実感することができたと思います。
 後半は、小学校、中学校に分かれて、亀阜小学校 吉岡光平先生、龍雲中学校 磯﨑俊博先生から、「私の学級経営・授業づくり」について講話がありました。
 吉岡先生からは、学級経営、授業づくりで意識していることについて具体的な取り組みの話がありました。また、磯﨑先生からは、学級づくりと授業づくりで大切にしていることなどについて具体的な話がありました。1年経験者研修は、授業づくりを中心に研修していくため、子どもが主体的に学ぶ授業のイメージを高めることに大変参考になったことと思います。
 今日研修したことをもとに学級づくり、授業づくりをがんばってほしいと思います。

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