保こ幼第1回5年経験教職員研修会を開催しました

 6月4日に、第1回5年経験教職員研修会を実施しました。教職員育成指標の基礎ステージの最終段階として、これまで身に付けた知識と保育力を基に、主体的に見通しをもって教育・保育ができるような実践力を高めるため、保育実践を評価し改善していくことを重点にした研修です。
 研修1では、「保育の循環・保育の過程について」と題して、元高松市総合教育センター主幹の真鍋紀美子先生による講話を実施しました。指導計画作成の手順や子どもの学びを捉えること、子どもが主体性を発揮できる環境構成のポイント等について、「高松っ子いきいきプラン改訂版」や保育映像、演習をもとに、具体的に解説していただきました。
 研修2では、研修1で学んだ「保育の循環」を念頭に置きながら、各自の保育計画や記録、環境の写真を基に、保育の評価と改善についてグループ協議を行いました。かがわ幼児教育支援センターのスーパーバイザーの方にもグループに入っていただき、具体的な子どもの姿から学びを見取り、指導の改善について意見を出し合いました。
 受講者からは、「子どもの姿からどのようなことを学んでいるのかを捉え、保育者のねらいとバランスを取りながら保育計画を立てていきたい。」「保育の評価は、保育の質を高めるために大切なので、いろいろな視点で具体的に評価していきたい。」「5年経験者同士で伝え合うことで新たな気付きがあり、また共通の悩みを共有できてよかった。」等の意見が寄せられました。
 第2回の研修会(要請訪問)は、今回の学びを生かし、子どもの実態に即した指導計画を立案し、保育実践やカンファレンスを通して、子ども理解や保育の評価・改善を行います。

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