保こ幼 保育実践研修会③「健康・安全管理」を開催しました

 5月27日(月)、「保育の専門性につながる知識や技能について理解を深め、保育実践に生かす ~乳幼児の安全管理・救命救急について学ぶ~」をねらいとして、保育実践研修会③「健康・安全管理」を、総合教育センターの研修室や体育館で実施しました。
 研修1として、高松市保健所 感染症対策課の保健師による「嘔吐物の処理方法と感染症拡大防止について」の講話と演習を行いました。嘔吐時に汚染される区域を示す4m×4mのブルーシートを見て、広さを再確認したり、2次汚染を防ぐ手袋やエプロン等の着脱の仕方を考えたりして、感染拡大を防止する知識や技能等を学びました。
 研修2として、日本赤十字社香川県支部の指導員による「救命救急及びAEDの使い方について」の講話と演習を行いました。乳児と幼児の胸骨圧迫の仕方の違い、胸骨圧迫を絶え間なく行うことの重要さ、声を出して複数人で協力することの大切さ、誤嚥時に異物を除く方法など、理論を聞き、実習を行い、命を守る方法を学びました。
 受講者からは、「自分が思っていたより感染は広がっていることが目で見て分かった。」「実際にやってみて、胸骨圧迫の速さ、強さがよく分かった。」「いざというときに動けるよう、今後も繰り返し練習して、園内職員で共有したい。」などの感想があり、一人一人の学びが、子どもたちの命を守ることにつながる研修となりました。

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