9月1日(金)・4日(月)に高松市の就学前教育を担う教職員としての責任と自覚をもち、基礎的な知識や技能を身に付けることをねらいとして、「第2回保育所新規採用教職員研修会」を開催しました。
研修1では、NPO法人自然塾ぴょんぴょんのインストラクター松本洋子氏によるネイチャーゲームを実施しました。総合教育センターの庭で、子どもの目線で自然と関わる楽しさや、五感を使った遊びの体験をしました。参加者からは、「目をつぶり、耳を澄ませ、自然の中で寝転ぶなど、子どもたちと自然の心地よさを感じたい」「子どもと一緒に自然の中で遊ぶことを通して、子どもの気付きを受け止め一人一人と関わっていきたい」などの感想がありました。
研修2は、「心と体を育てる運動遊び」と題して、香川大学教育学部幼児教育コースの藤元恭子教授よる演習を行いました。「ウレタン棒」を使い、「アニメイム」(アニメーションとパントマイム)に取り組みました。参加者が意見を出し合いながら、動画で確認し完成度を高めていく中で、協働性や達成感を味わうことができました。参加者からは、「自分一人では思いつかなかったアイデアを共有することができた」「最初は恥ずかしさもあったが、次第に夢中になり、皆で創り上げることの楽しさを知った」などの声が聞かれました。
研修3は、香川県教育委員会義務教育課の河江奈緒美主任指導主事による、「幼児理解に基づいた評価の実施」について講話を行いました。子どもの姿から経験している内容を見取り、子どもの育ちを支える環境や支援について考えていくために欠くことのできない保育記録の必要性について確認しました。参加者から「保育が振り返りやすいよう自分自身の言葉で記録したい」「自身が無理なく継続できる『記録方法』を見つけたい」などの感想がありました。
研修4のグループ協議では、研修3の講話を念頭に置き、持ち寄った各自の保育記録をもとに、保育記録を取る際に留意したいことを話し合った後、実際に記録する実践を行いました。参加者からは「子どもの姿から、子どもがどう楽しんでいるか、また何が心を動かしたのかを記録したい」「自分の保育記録を見直して、次の遊びにどうつなげていくかが書けていなかったので意識して記録していきたい」「自分の考えのみではなく、職員間で話した子どもの姿等も取り入れた記録を取りたい」等の感想がありました。
新規採用教職員同士が演習や協議に取り組み、共に学び合うことができた有意義な研修となりました。
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