「子どもの発達や学びの連続性を踏まえ、幼児期から児童期にかけての教育のつながりを理解し、保こ幼・小連携教育の推進に努める」というねらいのもと、8月4日に保こ幼・小合同研修会(全体研修)を開催しました。校区内の教職員がより多く参加しやすいように、各連携校区の小学校に集合し、総合教育センターとオンラインでつなぎ実施しました。
前半は、「保こ幼・小連携教育の推進」と題して、香川大学教育学部准教授 倉野晴代先生による講話を行いました。参加者からは、「2年間の『架け橋期』だけでなく、0~18歳までの学びの連続性を意識するという話が心に残った」「教職員がウェルビーイングの視点を共通理解し、交流・連携することの大切さを知った」「『学び』は与えるものではなく、一緒につくっていくもの という言葉が心に残った」等の感想がありました。
後半は、「高松市の幼保小の架け橋プログラムに関する調査研究事業」の開発校区の事例をもとに座談会方式で「交流活動」のポイントについて報告しました。その後、各校区で今後の交流活動に向けて、講話や報告を参考にしながら協議を行いました。
参加者からは、「開発校区の実践報告が参考になり、校区で交流活動のねらいや内容等、具体的な話ができ、有意義な協議となった」「交流活動について、『子どもの心をつなぐこと』や、『イベントごとで終わらない』といった視点で意見を出し合えた」「持続可能な交流にするために、交流前の計画や、交流後の振り返りは必要だと感じた」などの感想がありました。
今後は、校区の交流計画をもとに、幼小の教職員が気軽に話し合いながら「交流活動」を実施していきます。そして交流活動での子どもの学びや教職員の支援、環境構成について振り返り、次年度の交流や接続期カリキュラムに反映させる予定です。持続可能な保こ幼・小連携接続を目指し、架け橋期の教育・保育の充実を図っていきます。
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