「子どもの発達や学びの連続性を踏まえ、幼児期から児童期にかけての教育のつながりを理解し、保こ幼・小連携教育の推進に努める」というねらいのもと、8月1日に第2回 保こ幼・小合同研修会を開催しました。
新型コロナウィルス感染症対策を講じ、午前と午後の2回、オンラインでの開催としました。
研修1では、香川大学教育学部 片岡元子教授より「保こ幼・小連携教育の推進」と題して講演がありました。参加者からは、「『保こ幼小連携は、めざすめあてが違うので難しい』『時間がない』との考えにとらわれず、『交流の目的は何か』『コロナだからこそできる交流は何か』と子どもの側に立った連携について考えたい」「ちょこっと交流・ちょこっと訪問・ちょこっとおしゃべりなど今後の連携で実践したい」等の感想がありました。
研修2では、「育ちや学びをつなぐ~接続期後期の子どもの姿からスタートカリキュラムの改善を行う~」と題して校区ごとにグループ協議を行いました。小学校1年生4月~7月の事例をもとに、「子どもの学び✿トークシート」を使い、「た・か・ま・つ」(高松っ子いきいきプラン参照)と三つの資質・能力の視点から子どもの学びを見取り、伝え合いました。
「小学校の事例について話し合うことでより小学校のことが理解できた」「多面的な視点で子どもの活動を見つめると、自分が考えていた以外にも様々な学びにつながっていると感じた」等子ども理解につながったようでした。オンラインではありましたが、高松市内全域の校区の就学前施設、小学校それぞれの教職員が顔を合わせて対話することで、互いの教育・保育について興味・関心をもち、今後の接続・連携について考える研修となりました。
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