保育実践研修⑥「乳幼児期の感染症」をオンラインで開催しました

 「乳幼児期にかかりやすい感染症や吐しゃ物の処理方法等について学ぶ」というねらいのもと、11月4日(木)に、保育実践研修⑥「乳幼児期の感染症」を開催しました。公私立の保育所、こども園、幼稚園などより、93名の参加者がありました。
 研修Ⅰでは、「ワクチンで予防できる病気」と題して、香川県小児科医会会長の永井崇雄 氏による講話を実施しました。「園・学校における感染症対策ガイドブック 第2版」(制作:香川県小児科医会感染症対策委員会)に沿って丁寧に説明いただき、受講者からは「ワクチンがある感染症、ない感染症や、子どものころにかかったほうがよい感染症等、改めて学ぶことができた」「保護者対応に生かしたい」等の感想が寄せられ、乳幼児に関わる専門職として必要な知識が得られる研修となりました。
 研修Ⅱは、高松市健康福祉局副参事の藤川愛 氏による講話を実施しました。「新型コロナウィルス感染症」に関する正しい情報や、パルスオキシメーターの数値、保健所の対応等について知り、感染対策に関する意識を高め、各施設での感染対策を再確認することができました。
 研修Ⅲは、「保育所(園)・こども園・幼稚園で取り組む感染予防について」高松市保健所の伏見香里 氏、大谷真未 氏による実技研修を実施しました。消毒液の作り方や二人で行う嘔吐物の処理、使った後の手袋の脱ぎ方等、現場でも実際に手袋を準備して行いました。「タイムリーな研修だった」「実践に役立つ研修だった」と大変好評でした。

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