~差別することで不安が解消する、感染リスクが減ることは一切ありません~
香川県の新型コロナウイルス感染予防の警戒レベルが「感染警戒期」に移行されましたが、感染症への取組はまだまだ長期にわたることが想定されます。引き続き、私たちは決して油断することなく、保護者と学校がチームとなり、子どもたちの健康と心の成長を見守っていくことが大切です。家庭生活・学校生活ともに、まだまだ対策を講じながら過ごす日々となりますが、何卒御理解のうえ、御対応・御協力をお願いいたします。
子どもたちは、新型コロナウイルス感染症の正しい知識や身近なだれかが感染した時に、どんな言葉かけや行動をするべきなのかを学んでいます。新型コロナウイルスに負けないための様々な学びは、必ずや子どもたちの将来に生きる力となります。このような子どもたちの学びを無駄にしないために、私たち保護者がよき手本となる言動をすることがとても大切です。そこで、今一度、次の点をお互いに確認したいと思いますので、ご協力よろしくお願いいたします。
◎ だれもが感染する・感染させる可能性がありますから、感染者に対する差別、偏見、誹謗中傷をしないでください。
だれもが感染する・感染させる可能性がありますから、感染した児童生徒や教職員、学校の体制を責めるのではなく、感染者が余計な心配をせずに治療に専念でき、快復した人を快く迎えられる学校や地域にしていくことが大切です。
◎ 「やめようよ!」と声をあげてください。
自分が差別等をしないことだけでなく、「感染した個人や学校を特定(感染者さがし)をして非難する」「感染者と同じ職場の人や、医療従事者などの家族が感染しているのではないかと疑い悪口を言う」など身の周りに差別等につながる発言や行動(噂話・SNSでの書き込み等も含む)があったときには、それに同調せずに、「そんなことはやめよう」と声をあげていただきたい。
まだまだ対策を講じながら過ごす日々となりますが、油断せず、私たち自身が子どもたちの手本となり、子どもたちの成長を見守りたいと思います。何卒御理解のうえ、御対応・御協力をお願いいたします。
高松市立勝賀中学校PTA会長 小林 太郎