道徳「捨てられた悲しみ~犬・猫の殺処分を考える~」 命の尊さ

 

■捨てられた悲しみは、どこに捨てたらいいですか?
環境省の統計では、年間に保健所で引き取る犬や猫たちは約11万頭。その内、飼い主に返還されるのは1割程度。4割程度は新しい飼い主に譲渡される。残る犬や猫さんたちは。。。。殺処分されています。檻の中で怯えている犬や猫たちを想像するだけで、胸が締め付けらます。生きとし生けるものすべてを慈しみ、そうでは無い現実を「なんとかしたい」と思う気持ち。子どもたちの優しい心を大切に大切に温かく育むことができる、そんな家庭・学校・社会でありたいと心から願います。
■時に触れ、ご家庭でも、このような話題を取り上げて、お子様の考えを聞いてみてはどうでしょうか。大人としての結論はぐっと我慢して、聞いてあげることに徹してください。悲しそうにしていれば一緒に悲しんであげてください。毎年同じような話題を取り上げていると、成長とともに回答が変わってくるのが分かります。考えや助言を求められれば、真剣に答えてあげてください。道徳教育の世界では、正解はないといいますが、これは価値を押しつけないという意味です。やはり正解というものはあります。「なんとかしたい」という気持ちが見えれば、それが人としては正解だと思います。
■ペットショップで売られている犬や猫たち。その前に、お客様に向けたメッセージを掲載させてもらえるとしたら、何と書きますか?

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