5年生は、総合的な学習の時間で1学期から障がい者理解について学習しています。今回は、車いすバスケットボールをしている方たちに来校していただき、体験をしました。バスケ車に乗れば誰でも車いすバスケをしていいということなので、みんなで楽しめるスポーツだという事がわかりました。

最初は、介助用の車いすとスポーツ用の車いすを見比べて、造りの違いを見つけていきました。「タイヤがハの字になっている。」「後ろの真ん中に小さいタイヤがついている。」「背もたれが小さいような気がする。」などたくさん見つけましたが、その違いが全部スポーツをするための工夫だと知って驚いていました。
いよいよバスケ車に乗って体験を開始しました。コーンまで行って帰ってきたり、笛が鳴ったら前進と後進を切り替えたりの練習をしました。その後、児童12人が鬼で選手2人が逃げる鬼ごっこをしましたが、なかなかタッチをすることができなくて、技術の高さを実感しました。

感想を聞きました。「ターンの仕方をマスターすると簡単に前や後ろに進めました。」「最初からすらすら進めました。右と左を同じ力でこぐことがコツです。」「後ろ向きは、体を起こさないと進めないし、後ろは怖かったです。」
最後に、車いすバスケをしました。選手は軽々とボールを運んで同じチームの児童に渡し、児童はシュートをしました。点が入る度に歓声が上がり、とても盛り上がっていました。

しっかり体験でき、どの児童もパラスポーツに対する認識を今まで以上に高めることができました。バスケ車のミニチュアもいただいて良い思い出になったので、ぜひなかま集会で発表してほしいです。