6年生「なかま学習」

なかま学習とは、人権について考える学習で1年生から6年生まで学年に応じて年間計画をたてて学習を進めています。特に6年生は、社会科の内容とつなげて部落問題学習に取り組んでいます。人権尊重の精神を基盤に差別や偏見をなくしてみんなで明るい社会を築いていくことの大切さを学習します。今回はその1回目で「銀閣の庭園と又四郎」を学習しました。

世界文化遺産に登録され、世界中から人々が訪れる「慈照寺銀閣」。当時、将軍にも認められ、その技は天下第一と称された人々でしたが、周りの人々からは差別され、距離を置かれていました。授業では、庭園造りに携わった「又四郎さん」と又四郎さんをよく知り、応援したお坊さんの「周りんさん」の気持ちや考えを資料から想像したり、グループで話し合ったりしました。

振り返りを紹介します。「わたしも、又四郎さんみたいに人に何を言われてもあきらめないという強い心を生かしたいし、周りんさんのように人のいいところを見つけられるようになりたいです。」「又四郎さんのように、今自分にできることを伸ばしたいし、ルールを守って自分らしく生きたいと思いました。」「どんな仕事をしている人でも差別をしてはいけないとわかりました。そして、相手のことをよく知って優しくしたいと思いました。」

6年生は、11月に修学旅行で銀閣寺を訪れます。庭園のすばらしさを実感してほしいです。

 

カテゴリー: 学校生活 パーマリンク