3年生 消防訓練の見学

3年生は、社会科で「火事から身を守る」という学習をしました。今回は、香南小学校の旧校舎を使って消防訓練があるという事で見学をさせてもらいました。久しぶりの旧校舎は、南棟の2階で実際に火をつけて煙がもうもうと立ち込めています。写真ではわかりづらいですが、煙が上から充満していく様子がわかります。

そして、消火活動の様子がモニターで映し出されてどのように作業をしているかがよくわかりました。また、屋上に取り残された人たちを(3年生10人)はしご車で救出しました。屋上から「助けて!」という声が聞こえます。はしご車が出動し、徐々にはしごが伸びていきます。このはしご車は、先端部分が曲がるタイプで、屋上での救出に向いているとのことでした。あいにく雪やみぞれが降ってくる中、3名ずつ無事に救出されました。

見学をした感想を紹介します。「酸素ボンベが20分しかもたないことを初めて知って驚きました。けむりが風下のほうにいっているので風の向きに注目したいです。(室内では)煙がどんどん上から下に降りてきていたので、火事の時は背を低くして早めに逃げたいです。」「はしご車に乗るときは、ヘルメットをかぶり、腰に落ちたときに助かるものを着けることを知りました。」「消防士さんは、救助をしたときに気持ち悪い人はいないかとか怪我をしていないかをきちんと聞いていてすごいなと思いました。また、マイクのようなもので声をかけて安全にみんなを救出していたし、けむりに立ち向かうのは勇気がいるとわかりました。」

今回の見学は、社会科の学習に役立ったことはもちろん、今後、いざという時に安全に身を守れる行動をとるための勉強にもなりました。消防の皆さんありがとうございました。

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