西日本放送のアナウンサーの方をお招きして「キャリア教育講演会」を5、6年生対象に行いました。
アナウンサーとはどういう仕事かを児童に問いかけ、上手に聞き出しながら、仕事の内容へと話が進んでいきました。もちろん原稿を読むという仕事もありますが、イベントの司会やラジオ放送、取材など多岐にわたって仕事をしているそうです。そして「準備が一番大事。」とおっしゃていました。
また、自己紹介では、小学校の時はいろいろなりたいものがあったけれど、人前でしゃべるのが苦手だったので、アナウンサーはその中にはなかったそうです。
高校や大学で演劇をしたり、ラジオの仕事をしたりするうちに、アナウンサーを目指すようになったそうです。
聞き手に分かりやすく伝えるために、身近な人を思い浮かべて、その人に伝わるように意識しているそうです。
アナウンサーで必要な「腹式呼吸」を教えていただき、5、6年生もやってみました。「あ~。」と一息で何秒続くかやってみて、大きい声で分かりやすく話をするには訓練が必要だと感じました。そして、「どんな経験も勉強も役立つ時が来るので、今していることをしっかり頑張ってください。」とおっしゃていました。
児童からの質問とそれに対するコメントを紹介します。
A「ぼくは、発表するとき緊張するけど、緊張しない方法はありますか。」、Q「自分と仲良しの友達のほうを向いて話すといいですね。しっかり聞いてくれているから。」
A「放送委員会で曲を間違えることがあります。間違えをなくすためにはどうするといいですか。」、Q「なくさなくていいですよ。わたしもラジオで間違えたことがあるけれど、そのままで『間違えましたがこもままかけます。』と言いました。」
すでに将来の夢がある児童にも、やってみたいことがなかなか見つからないという児童にも、励みになるお話でした。