第3回保育所新規採用教職員研修会を開催しました

 1月11日(水)に、高松市の就学前教育を担う教職員としての責任と自覚をもち、基礎的知識を身に付けることをねらいとして、「第3回保育所新規採用教職員研修会」を開催しました。
研修1では、高松市教育委員会人権教育課 坪井孝明指導主事よる「保育指針のなかにみる保育と人権、その具体」について講話を行いました。保育所保育指針の中の人権に関するページを読みながら、子ども一人一人の人格を尊重するために何ができるか、事例やグループ演習をもとに考えました。参加者からは「普段の保育や言動を見直すきっかけとなった」「全体の8.9%の人はLGBTだということを聞いて、性別などの固定観念をもたず子どもを育てていきたい」「子どもの背景を理解していきたい」等の感想がありました。
研修2では、高松大学発達科学部 山口明日香教授による「多様なニーズのある子ども達の『できる』と笑顔を育む」について講話を行いました。保育者は子どもにどうかかわっていくか、また、保護者支援についても学びました。参加者からは、「どんなに障害が重い子どもでも学べないわけではないという言葉を聞いて、自園の子どもの成長を思い浮かべた」「"私はあなたが大好きなんだ"という気持ちを大切に保育がしたい」などの感想がありました。
最後に参加者が1年間を通して学んだことや保育実践に生かしたこと、次年度の目標を発表し、学びを共有しました。新規採用教職員がつながり、互いに学び合い、高め合えるよう、次年度以降も1年経験教職員研修会等を実施していきます。

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