第2回1年経験者研修会を開催しました

 8月19日(木)第2回1年経験者研修会がオンラインでありました。
この研修には小学校45名、中学校26名、合計71名の先生が参加しました。
 午前中のはじめは、「児童虐待への理解と対応」と題して香川県子ども女性相談センター地域連携支援室の船場室長さんから講話がありました。児童虐待は特別なことではなく、いつでもどこでも起こり得るという認識をもつことや児童虐待防止法から「疑わしきは通告(通報)を」という視点で日常の児童生徒をみること等を学びました。次に、「不登校児童生徒への支援の在り方」と題して高松市総合教育センター指導主事から講話がありました。新たな不登校を生まないという未然防止の視点から、日頃、児童生徒が出すサインにはどのようなものがあるかを考え、グループで交流しました。最後に、小・中それぞれのグループに分かれて「私の学級経営のポイント」と題して、先輩教員から具体的な経験に基づいた実践発表がありました。
 午後は「具体的な授業展開の構想」と題して、事前に準備した指導案をグループごとに検討する時間でした。それぞれが協議したい視点を基に、どのグループも活発に議論が交わされ、指導案の修正や学習活動の工夫へのヒントが数多く出されていました。150分間、オンライン上での検討ではありましたが、仲間の授業について自分事として真剣に意見を出し合った先生方の表情は、充実感であふれていました。
 日頃の授業実践も含めて、今回検討した授業へ向けて、子どもたちの視点にたち、それぞれの先生が「やってみたい」と思う授業づくりに取り組んでほしいと思います。

カテゴリー: 研修会 パーマリンク