１週間ばかり延期された２年生の公開授業を実施しました。市内の小中学校の先生方や保護者のかた、地域の方々にも参観いただきました。部落差別によって、文字を奪われてしまった西村宏子さんが、文字を学び直すための運動と取組の中で、一字づつ文字を獲得し、喜びと自信を獲得していった人生を通して、部落差別の不合理さ。それを克服していく人間の強さ。なかまとのつながりの中で困難を乗り越えていける勇気を得ること。などを生徒と共に学ぶことができました。この授業を通して、子どもたちの中に西村宏子さんの思い、先生方の思いが伝わることを願っています。
その後の討議会でも、散会の先生方から貴重なご意見やご指導をいただきました。真摯に受け止め本校の今後の教育活動に生かしていきたいと思います。