「いただきます」「ごちそうさま」 

今週は、給食週間です。第二次(だいにじ)世界(せかい)大戦(たいせん)という大きな戦争(せんそう)の後(あと)は食べるものがなく,おなかをすかせた子どもたちがたくさんいました。そんな日本のためにアメリカから食べ物をもらい,学校(がっこう)給食(きゅうしょく)が始まりました。給食が始まったのは昭和21年12月24日ですが,この日は冬休みなので,1ヶ月遅(おく)らせた1月24日の「学校(がっこう)給食(きゅうしょく)記念(きねん)日(び)」からの1週間を学校(がっこう)給食(きゅうしょく)週間(しゅうかん)としました。そのころの給食はコッペパンに,脱脂(だっし)粉乳(ふんにゅう)を湯でといたミルクと,おかずはみそ汁(しる)や野菜の煮物(にもの)など1品(いっぴん)だけでした。今は献立(こんだて)の種類も多く,栄養(えいよう)のバランスがとれています。毎日の給食には,このような歴史(れきし)があり,たくさんの人の手を通ってできています。食べ物の大切さや作る人の思いを知り,感謝(かんしゃ)の気持ちをこめて残さず食べましょう。というのが趣旨です。そして、この機会に、感謝と共につながりということも感じてほしいと思っています。

「食を通じて宇宙とつながる」・・・・「魔法のひめくりメッセージ」から

手を会わせるという動作は、自分と食事に関わる全ての事柄がつながり合わさるということを意味するそうです。親指にはご先祖様、お父さんという意味があるので、親指を見ていうことで、周りの方々への感謝の心がはぐくまれます。食べ物への感謝の気持ちと共に、人とのつながり、世界とのつながり、宇宙とのつながりの中で、自分が生きていることを感謝できるのです。

できれば、声に出すだけでなく、しっかりと手を合わせることに意味があることを伝えていきたいものです。食事のあいさつ、おうちではどのようにされていますか?

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