1.18【あれから27年が経ちました…】

〇昨日のことですが、昼の放送で子供たちに次のような話をしました。『今から27年前の1995年の今日1月17日午前5時46分に兵庫県の淡路島北部を震源としたマグニチュード7.3の地震が発生しました。この地震を兵庫県南部地震といい、この地震により発生した災害を阪神・淡路大震災とよびます。この大震災による死者は6434人、負傷者4万3792人、全半壊した住宅は25万棟にものぼります。この地震では今まで予想もしていなかった被害が発生したことや大都市周辺で発生したことなどから、今後の地震への備えについて多くの教訓を私たちに与えてくれました。また、震災後の人々の助け合いや各地域の復興のようすは、私たちに「きずな・支えあう心」「やさしさ・思いやり」の大切さを教えてくれています。今日は、全国各地で「追悼のつどい」が開かれています。私たちも、震災でお亡くなりになられた方を追悼するとともに、震災で培われた「きずな・支えあう心」「やさしさ・思いやり」の大切さを風化させないようしていきたいと思います』…保護者の皆さまは今でも当時のことを覚えていらっしゃるかもしれません。私は強い揺れで飛び起き、すぐにテレビをつけ兵庫県のようすを目の当たりにしました。子供たちはまだ生まれておらず、ぴんと来ていなかったかもしれません。1年生のあるクラスでは今日のLLノートの日記の欄のテーマに『27年前の教訓を生かして』というお題を提示したそうです。『自分の命を大事にすることも大切だけどほかの人も助けられるようになりたい』『災害があったときに家族とどこで待ち合わせるかなどを一緒に決めたり、避難グッズなどをそろえたりして備えたい』『火災が原因で亡くなられていた方が多いと聞きました。火は別に関係ないと思っていたので避難するときにそういうところもしっかりと確認したいです』などの良い視点での意見が書かれていたそうです。これからの人生に生かしてほしいと思いました。

カテゴリー: お知らせ パーマリンク