新しい時代に 新しい守護神

■PTAの皆様のご尽力により、この3月、体育館の演台が新しくなりました。これまで使用されてきた演台はおそらく開校時から使用されてきたものだと思います。何十年も本校の生徒たちを見守り続けてきた体育館の演台もその役割を終え、新しい演台にその役割をバトンタッチしました。新しい演台を作製するにあたっては、当初の予想を上回る様々な困難がありました。学校体育館の演台は、カタログで購入すればよいというものではありません。勝賀中にとって、唯一無比のもの、向こう50年の勝賀の歴史に耐えることができるもの、入学式や卒業式など生徒たちの人生の節目にふさわしいもの、生徒の思い出の一角を見守るもの。おおげさに思われるかも知れませんが、石碑と同じように、その存在そのものが意味のあるものでなくてはなりません。構想から実現までに約2年の歳月を要しました。いくつもの企業に打診しました。ふさわしいものを作ってくれる方を探し求めつづけました。そしてついに、昨年、素晴らしい地元の職人と出会い、新しい演台製作が実現しました。金属製の校章部分は、金属加工で伝統のある富山県の職人さんにご協力いただきました。この演台そのものが本校の教育活動及び本校PTA活動の積み重ねを物語るものです。そして、これからも学校を支えてくださる方々の象徴として、長きにわたって新しい時代を生きる生徒たちを守護神のごとく見守り続けてくれることでしょう。

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