東日本大震災 追悼 半旗掲揚・黙祷

■東日本大震災発災10周年となる3月11日の今日、毎朝生徒会が掲揚している校旗・生徒会に加え、特別な日に掲げる国旗も掲揚し、これを半旗掲揚とすることで哀悼を表しました。また、震災の発災時刻の午後2時46分には全館一斉放送に合わせ、黙祷を捧げました。明日は卒業式のため、ほとんどの生徒は準備手伝いを終わらせ、下校しましたが、まだ校内のあちこちで教職員は慌ただしく残る準備をしていました。発災の時刻、作業をしていた教職員はもちろんのこと、残っていた生徒、出入りの業者の方も、校内にいる人は全員、動きを止め、その場で黙祷を行いました。さきほどの喧噪が噓のように静寂が校内を包みました。
■発災の日、高松市はちょうど公立中学校の卒業式の日でした。私たちはテレビに映し出される光景に愕然としました。今朝一緒に半旗を掲揚してくれた生徒は、当時まだ3歳でした。あれから10年が経過し、今、その子たちの手で、おそらく生まれて初めての経験であろう半旗掲揚が行われました。被災された方の悲しみ、なくなられた方の無念、災害の教訓。私たちが忘れてはならないことは何か。私たちが次世代に伝えなければならないことは何か。3月11日はそのことを教えてくれます。

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