1年生 雅楽観賞 ~雅(みやび)の楽しみ 奈良・平安~ 

■次の楽器の名前、読めますか?笙・羯鼓・龍笛、楽太鼓、鉦鼓など。奈良時代・平安時代から続く日本の古典音楽の楽器で、皇室や寺社の行事でも雅楽演奏に使用されています。生(なま)演奏を一度も聴いたことがない人がほとんどでしょう。生徒たちは本当に幸運です。生徒の感想は、「ビデオで聞いたのと全然違った。」「すごくいい音色だった。」「指揮者がいないのに、合奏できている。伝統はすごい。」などなど。「眠くなるほど良い音色だった」という感想もありましたが、まさにうっとり夢見心地になる、現代の激しい曲とは全く別次元の素晴らしい音楽でした。この演奏を平安京内裏や寝殿造りの館で聴けたなら、それこそ1400年くらいあっという間にタイムスリップして、本当に夢のような気持ちになるでしょう。巡回芸術鑑賞として、雅楽の演奏を実際に鑑賞できたというこの経験は一生の宝となるはずです。貴重な楽器を持ち寄っていただき、演奏並びにお世話いただいた方々に心より感謝申し上げます。

 

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