人権学習のための職員研修

■差別は日常生活の中にある。差別しない。差別されない。そのためには、正しい知識とともに、人に流されない勇気をもつことも大切です。差別というのは、かみ砕くと『人をバカにする』『なかま外しにする』『いじめる』ことが差別です。人はみな、差別されている人が不幸と思っているが、違う。もちろん、差別されることは悲しい悔しい傷つく。でも、なかまの力で、出会いで、学びで癒えることがある。本当に最後の最後に不幸になるのは『差別する側』です。差別意識、世間体で自分自身を不自由にしてしまうからです。
■差別意識を自分ももっているのだ、自分も差別するのだ、そういう人間なのだ、そういう弱い部分が自分にもあり、そんな自分に謙虚に向き合うことが差別解消の第一歩です。本研修会では、人権同和教育に関するビデオを見て、知識の学習を行うとともに、その後グループでは自分自身の差別意識に向き合う気持ちを吐露し合うことで、反差別でつながり合える第一歩とする話し合いを行いました。

 

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