昨日の満月 その満月の光に負けない星があった

■学校の理科はずいぶんと苦手という人も、夜空を眺めたり、顕微鏡をのぞいたりするのは好きという人は多いようです。疲れたときふと綺麗な星を見て大宇宙に思いを馳せ、自分は何て小さなことで悩んでいるのかと感じたり、逆に顕微鏡の向こうで小さなミジンコが一生懸命に泳いでいるのを見て、こんな小さな命も必死に生きているんだと励まされたり。
■年齢に応じて、感じ方も変わると思いますが、感受性が豊かな中学校時代に夜空を見て感じたことをぜひ記憶しておいて欲しいと思います。
▼次の写真は中秋の名月の翌日10月2日の満月です。ちなみに、肉眼だとよく分かるのですが、月の左下にひときわ赤く輝く星があります。まるでお月さんのパートナーのように寄り添っています。地球の外側を回っている惑星(外惑星)の中で最も地球に近い惑星です。火星です。火星は約2年弱(1.88年)で太陽を一周するので、地球に近づくのも約2年おきということになります。その2年ぶりに大接近するのがこの10月6日(火)です。前後数週間もひときわ強く赤く輝いて見えます。写真のように町の中でしかも満月の近くなのにすぐに見つけられるほど輝いています。ぜひ、お月さんと一緒に眺めてみてください。※クリック拡大できます。

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