【食育】食は全ての基本

■今、若者の食生活が問題となっています。大学生となっても、朝ご飯にポテトチップスとか、そもそも食べていないとか。このような現状を是正すべく定められた食育基本法も制定から15年、2015年に改正されてからは5年と今年は食育にとって節目となる年です。この間、小学校に配置されている栄養教諭が兼務している中学校に来て食に関する指導をしていただけることになりました。下の写真はその様子です。朝食の摂取の有無が明らかに学力に何らかの影響を与えていることが明確となっていることや、バランスのとれた食事とはどういうものを言うのかなど、分かりやすく教えてくれています。高松市では、弁当の日のことをマイランチの日と呼び、食育の取組がすすめられてきました。学校給食は、学校の中で最も生きた教材と言われています。毎日のことだけに、その影響は大きく、また、お箸の持ち方から生き物や働く方への感謝、そして、食を通した国際理解まで幅広い学びが、子どもたちの生きる力の土台となります。今年はさらに感染予防という取組も加味されました。臨時休業という経験は、各ご家庭においても学校においても、良い意味で食育の重要性を再認識させてくれたのではないでしょうか。

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