学校訪問と授業の様子 不便さが工夫を生む

■昨日は、教育委員会関係の方々が学校の様子を見に来られていました。本校は、授業時間中もしょっちゅう空き時間の教員が授業を見て回っているので、見られることになれているのか、それとも今回の臨時休業の経験で少々のことがあっても動じなくなったのか、みんな落ち着いて授業を受けていました。半数登校というのもありますが。一応、どこで誰が何の授業をしているのかを記した授業一覧を事前に送付しているのですが、多くの先生たちは前日まで学習課題や単元を考え、工夫し直すなどの変更を加えていました。なので、当日、間に合った分だけ変更して、新しい授業一覧を刷り直して渡したほどでした。
■感染予防の為、特別教室が使えなかったり、グループ活動を控えたりしなくてはならない不便さが、逆にいつも以上に電子黒板を上手に利用したり、ノートパソコンを利用したり、飽きない分かりやすいものになるようにしたりと工夫されていました。まさに、「人は不便だから工夫する」のとおりです。また、生徒にとっても、特別教室を使用しないので移動も少なく、落ち着いて学習できているようにも見えました。生徒数が多く特別教室を今ほどは使えていなかった昔はこんな感じでした。もっとも、工夫するのはたいへんですので、理科や音楽、美術、技家の先生に暢気なこと言わないでと怒られそうですね。来週からは、特別教室も換気と消毒といった感染予防を条件に使用できるようになりました。

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