学校再開に向けて  3つの密を防ぐための隔日登校と授業の持ち方

■隔日登校へのご理解とご協力ありがとうございます。特に、出席番号を奇数と偶数に分けた登校につきましては、各ご家庭のご理解なしには実施できないことですので、皆様のご理解とご協力に心より感謝申し上げます。
■授業再開期の取り組みを急ぎ紙面やメールを準備して、周知いたしましたが、詳しく説明することができていませんでしたので、補足をさせていただきます。
〇密集・密接を防ぐための隔日登校、奇数登校・偶数登校について
ご承知のように、登校する生徒を、出席番号の奇数グループと偶数グループに分けて1日おきに登校させるのことで、学級内の生徒数が半減させることができます。学校生活のほとんどを占める授業での座席を密集・密接を避けことはとても重要となります。また、出席番号の奇数・偶数としたのは、この4月、学級で席替えをする暇もなく臨時休業に入りましたので、現在の各教室の座席は出席順となっているからです。つまり、登校者を出席番号の奇数・偶数に分けることにより、容易に座席を下図のように市松模様に配置することが可能となります。これで教室内での密集・密接を回避するために文部科学省が示している生徒間の距離1~2mを確保することができます。
他にも、出席番号を前半・後半にするなど、分け方は他にもあります。しかし、感染予防徹底のため、使用する机は必ず自分のものを利用し、他者と共有しないという鉄則がありますことから、前半・後半など他の方法で分けると、席を離すために、席替えをする必要があります。生徒たちが半数しか登校していない状態で、大々的な席替えを初日に行うのは、現実的ではありません。このように、現在の座席配置を考慮すると、奇数・偶数に分ける方法が最も適しているということになります。
中学校は教科担任制で、他学年の教員も教えに来ますので、毎時間の生徒確認をするうえで、できるだけ複雑でない配置が安全上望ましいということもあります。
○授業の持ち方について
学校再開期は、全ての授業において、マスクを着用しての実施とします。授業の仕方についても、本当は話し合い活動等を積極的に行いたいところではありますが、この期間は、長時間、生徒同士が至近距離で向き合う学習はしないこととします。また、音楽の歌唱練習や家庭科の調理実習、体育の身体的接触を要する運動など、密集・密接・飛沫が避けられない活動は実施しないこととします。

 

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