遠隔会議システムの実証実験

■昨日は、高松市総合教育センターの指示により、市内の全小中学校が参加して、遠隔会議の実証実験を行いました。いわゆるテレビ会議のことです。これは当然のことながら、自宅で授業を受けることのできる遠隔授業へとつながるものです。今回、テレビ会議の実験は無事成功しました。今回の実証実験は、双方向の映像通信はデータ量が膨大になるため(トラフィック増大という)、ネットワーク環境がそれに耐えられるかを試すためのものでした。臨時休業中とか、規模の大きくない学校とか、1クラスだけ研究授業でやってみる場合ではなく、本校のように700人規模の学校や、高松市内全体で多くの生徒や教員が同時にネットワークを使用している中でも、安定して使用できる状態である必要があります。そのためには、回線拡張工事が必要かもしれません。また、遠隔授業では全家庭にも端末が必要となります。ニュースでオンライン授業が取り上げられたり、保護者の方との話で話題になったりしますので、現在の取り組みをお知らせいたしました。
■下の写真にあるようにモニターに全小中学校の映像が映し出され、会話もできますので、今回、市内の小中学校の先生方が、この新しいシステムに興味津々に取り組んでいる様子がよく分かりました。全く視点は異なりますが、意欲的に取り組む先生方を見て、とても頼もしく感じました。

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