「人ならば 生きた証を残せ」 科学部 福家皎(ふけあきら)賞受賞

科学部の研究「コインの落下運動」が福家皎賞で最優秀賞に選ばれました。その授賞式が22日に市役所でありました。写真は藤本教育長から授与されている様子と本校科学部部長が代表でお礼を述べている様子です。

■福家 皎(ふけあきら)博士は、1936年 鬼無町(上笠居)生まれの工学博士。三菱電機や小糸製作所などで勤務し、レーザーやレーダーの研究開発や大気汚染測定器の開発に携わってこられました。自動車安全装備や防衛庁の技術に多大な貢献を行った人物です。

勇退後は高松に戻り塾を経営。子どもたちの理科離れを懸念し、科学のおもしろさを理解し、興味関心を深めて科学者技術者を目指して欲しいという思いから、理系の道を目指している子どもたちに物理、化学、数学をゼロから教え、子どもたちの夢を支援してこられた方です。

「人ならば生きた証を残せ」という言葉には、子どもたちにノーベル賞を目指し、人類の幸せに貢献して欲しい、すばらしい業績を残して欲しいという博士の強い願いが込められています。

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