幾何学×自然物

■美術のことは全く門外漢ですが、それでも学校内に掲示されている生徒作品には足が止まります。これは2年生の作品です。そういえば、朝正門であいさつしていると、雑草を手にした生徒が登校していました。理科の授業で使うのだろうと思っていましたが、美術でした。幾何学の分野である直線・矩形・円と自然物である草花を平面に落とし込み、その交わりを色で際立たせる。異質と思っているものを掛け合わせることで全く違った世界を生み出す。どの分野にも共通する大切な考えです。絵の下の札には、自分がどのように構成したのかの説明が書かれています。異質なものを組み合わせた「新鮮さ」をことばで上手く説明できない。そんなようすが伝わってきます。巧くできればできるほど説明が難しいと思います。面白い世界です。

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