3年総合学習「炭谷ごぼうの収穫」

3年生が総合学習で「炭谷ごぼう」の収穫に行きました。

気を抜くと転げ落ちそうな斜面を畑までゆっくり降りていき、地域の人たちに教えてもらいながらごぼうを掘り出しました。斜面を削りながら掘り進めていくのですが、結構長いごぼうもあって、鍬で削ってしまったり、途中で折れてしまったりと、なかなかうまくいきません。今回は、中学1年生と一緒に行ったので、手伝ってもらいながら、なんとか大きなごぼうを数本収穫することができました。ごぼうの収穫作業の大変さを実感することができました。

また、炭谷ごぼうを栽培している藤澤さんに、子どもたちがインタビューをしました。子どもたちは、藤澤さんの「みんなに、おいしいごぼうを食べてほしいという気持ちで作っている。」という言葉に感動していました。

「炭谷ごぼう」の炭谷とは、塩江町安原上、内場池西側の地区名です。このあたりの気候は、平野部より気温は低いのですが、日当たりがよく温暖で、昼夜の寒暖差が大きいのが特徴です。土壌は、粘質ですが、乾けばさらっとした顆粒状になるので、独特のごぼうができます。「炭谷ごぼう」は、普通のごぼうよりやや太く、やわらかくて香りがいいといわれ、おせち料理には欠かせないといわれているそうです。
「炭谷ごぼう」は、塩江町道の駅「しおのえ」の観光物産センターで、12月中旬から1月中旬の1ヶ月だけ販売されています。

 

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