10月29日(月)ヒロシマ平和学習(6年生)

平和記念公園にある「原爆の子の像」の前で、平和を願うセレモニーを行いました。この日のために毎日練習してきた「ヒロシマのある国で」を心をひとつにして歌い、各クラスの代表児童が平和の誓いを言いました。そして、各クラスで折った千羽鶴を捧げました。

次に18名のボランティアガイドの方と慰霊碑巡りを行いました。今まで資料でしか見たことがなかった原爆ドームや平和の灯火を自分の目で見ることで、原爆の恐ろしさを実感するとともに、平和の大切さを感じました。

メモリアルホールでは、被爆体験証言者である植田のり子さんの講話を1時間聞き、当時の様子がまざまざと浮かんでくるような語りに子どもたちは引き込まれていきました。「原爆で亡くなった妹たちがこの世に存在していたことを伝えたくて語り部をしていること」「生死をさまよう時だからこそ、人々がわずかな物を分け合い助け合って生きてきたこと」「生きることの大切さ」など一つひとつの言葉に込められた思いを心で感じました。

最後の平和記念資料館では、事前学習やボランティアガイドの方から聞いた遺品などを探しながら、熱心に見学することができました。

帰りのバスの中では、一人ひとりが平和学習の学びを発表し、「平和の大切さ」「これからの自分にできることは何か」を考える実りある学習となりました。

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