食事作りにチャレンジ②

今日のブログ担当は、栄養教諭の竪石です。

香西っ子のみなさん、長い間臨時休業が続いていますが、おうちで食事のお手伝いをよくしている人もたくさんいるようですね。臨時休業中に、食事作りにチャレンジの課題に取り組んで、提出していただいた中からいくつかご紹介します。

【低学年】

1・2年は、ラップおにぎり、味付け煮卵、ピザトースト、サンドイッチ、ポテトサラダ、ギョウザを包むなどのお手伝いにたくさんの児童が挑戦していました。

子どもたちの感想は、

・作れてうれしかった。

・おにぎりの中に具を入れるのがむずかしかった。

・ギョウザの皮が破れないようにていねいに包みました。

・みんなで作って楽しかった。

・卵を割るのがむずかしかった。

・おいしいと言われてうれしかった。

などの感想があり、達成感を感じられたり、食事作りの大変さを実感したりする機会となったようでした。

【中学年】

3・4年生は、チャーハン、オムライス、たけのこごはん、サンドイッチ、焼きそば、カレー、炒め物、卵焼き、たこ焼き、お好み焼き、ギョーザを包む、春巻き、みそ汁、スープなど、料理のレパートリーも多くなっていました。

 

子どもたちの感想は、

・お好み焼きを慎重にひっくり返してきれいにできてうれしかった。

・みんなが食べやすい大きさを考えて材料を切りました。

・たこ焼きに具をたくさん入れて店よりおいしかった。

・お姉ちゃんと一緒に作った。

・ウインナーを花やかに、たこの形に切るのがむずかしかったけど楽しかった。

・包丁で野菜を切るとき、手を切らないように指を丸めて切りました。

・ギョウザ作りで、初めてニラを切りました。

・楽しかったからまた作ってみたいです。

などがありました。少しずつ包丁を使ったり、炒めたりして、調理の一部だけでなく、一品を最初から最後まで子どもだけで作ったと言う感想が低学年と比べて多くなっていました。

【高学年】

5・6年生は、焼きチーズカレー、あんかけ焼きそば、ゴーヤチャンプルー、マカロニグラタンと海藻サラダ、豚肉の生姜焼き、春巻き、鶏肉のから揚げとスープ、ハヤシライス、電子レンジで時短カレー、ハンバーグとサラダ、焼きうどんとおひたしなど「○○定食」という形で一食全部作った児童や、妹の幼稚園弁当を一人作った児童もいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子どもたちの感想は、

・肉を炒めるときに焦げすぎないように気をつけました。

・鶏肉を炒めるときにまだ火が通っていないところを意識して炒めました。

・豚肉の生姜焼きの隠し味に味噌を入れました。

・初めて一人でオムライスを作れてうれしかったです。

・鶏肉のから揚げは下味を付けて一晩寝かせました。

・他にもいろいろな料理ができるようになりたいです。

・妹にお弁当を作って、苦手な野菜も全部食べてくれてうれしかったです。

など、食べる人の食べやすさを考えたり、工夫をしたりして作った様子がうかがえました。

 

【おうちの人から】

低学年の保護者からは、「上手に卵の殻をむけたね。」「ギョウザを上手に包めたね。これからもいっぱいお手伝いをしてね。」「初めてのおにぎり作りに挑戦して、楽しく上手にできましたね。」「最後まで頑張ってできたね。」「手を切らないようにキャベツを切って、つながっているところもあったけど頑張りました。」「いつもお手伝いありがとう。」「これからも一緒にお料理しようね。」など、保護者のみなさんから子どもたちへのあたたかい励ましの言葉がたくさん書かれていました。

 

中学年の保護者からは、「兄弟でにこにこ楽しそうに作れてからお母さんも楽しかったよ。」「お姉ちゃんと協力しておいしいシチューができました。仕事から帰って夕食ができていてとっても嬉しかったよ。」「少しずつできることが増えたらいいなと思います。」「昼食作りに自分でチャレンジしてとてもおいしそうな料理ができていました。」「食材を切ったり、ごはんを炊いてもらったり、お手伝いをしておらって助かっています。」など、子どもたちが進んで楽しく調理のお手伝いをして、少しずつ腕前を上げている様子がわかりました。

 

高学年の保護者からは、「具材を同じ大きさにそろえて、油の飛びはねに気をつけながら上手に作れていました。」「包丁を使うのが上手になっていたので、もっといっぱい作ってください。」「5人分のオムライスを作るのは大変だったと思うけど、よく頑張って作ったね。」「ほとんど毎日夕飯は自分から進んで作ってくれていますね。兄弟にたくさん食べてもらえて良かったね。」「今回ほぼ全部自分でできたね。」「長い休みの間、食事作りをたくさん手伝ってくれました。おいしくできて良かったね。」「妹のお弁当作りを朝早くから頑張ってくれてありがとう。」「自分たちでごはんを作ることも多くなったよね。もっといろいろなものを作って、お母さんにも食べさせてね。」など、子どもたちが自分一人でできることが随分増えて、家族の一員として頼もしい存在になりつつあるのがよくわかりました。

 

食事作りにチャレンジの取り組みを通して、保護者の方々の温かい関わり方や、励ましの言葉で子どもたちが、優しくて頑張れる児童へと成長しているのがひしひしと伝わってきました。

食事作りにチャレンジをまだ回収していないクラスもありますし、まだ提出していない児童もいると思います。臨時休校はもう少し続きますので、今からでも食事作りにチャレンジしましょう。すでに提出した人も、お手伝いを進んでしましょう。

残りの臨時休校の期間は、学校が再開したときに子どもたちが頑張って勉強できるよう、生活リズムを整えるとともに、親子でふれあえる時間を大切に過してください。

 

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