教員研修「おいでまい授業」公開

教員の指導力向上のために、本校では、教員が自ら授業を公開して研修する取り組みがあります。普段の授業をお互いに見せ合う授業で、本校では、数年前から「おいでまい授業」と呼んでおり、誰でも年に1回以上授業を公開することを当たり前にしています。「いらっしゃい」という意味の讃岐弁「おいでまい」という言葉は、柔らかく、「普段の授業をどうぞ気軽に見に来てください」という感じをうけるので、「おいでまい授業」というネーミングが私は、気に入っています。

今回は、5年生の理科の「おいでまい授業」を紹介します。(これまでに社会科など他の授業公開もありましたがブログで紹介できず。すみません。)知りたいことを明確にし、グループごとに実験方法を考えさせるという取り組みでした。「川の流れ」の学習の中で、「川の勾配が急な場合と緩やかな場合とでは、川の流れの速さはどう変わるか」が課題。基本となる実験装置は各グループに配られており、そのほかに必要なものは、先生に相談して、調達することになっています。子どもたちは、各グループで、相談しながら実験を進めていきます。先生の指示通り実験するのではなく、「実験方法を考える」ことの学びの価値を実感する授業でした。こうして、子どもたちの「考える力」が育つのだと思います。

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