春は、すぐそこまで

小さなちいさな、でも空の青を映したかのように、華麗な花をつけているオオイヌノフグリ。ささやくように寄り添って咲いているスイセンから、風に乗ってやってくる甘い香り。スズメたちのちょっとあわただしいような元気なさえずり。

運動場の片隅に、何気ない通り道に、3月の今の時期には、学校内でもいろんな春を見つけることができます。先日、6年生の1学級の子どもたちと一緒に、校内の春見つけをしました。目に見える春の姿。耳に聞こえてくる春の音。肌で感じられる春の気配。鼻から感じられる春の香り。6年間を過ごしてきた林小学校。思い出を巡るように校庭をひと回りして、たくさんの小さな春を一生懸命に見つけていました。

春はどこを回り道しているんだろう?まだまだ朝夕は冷たくて、そんなふうに思う日が多いです。でも、あたたかな陽射しに恵まれた日中は、外に出ると気持ちまでぽっと温かくなってしまいます。

来週の水曜日は、いよいよ林小学校第130回目の卒業式。卒業生の門出が、良き春の中で行われますように。

 

 

 

 

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