そうじは、心を磨くといわれています。
そうじをすることで特に、
①粘り強い心②感謝の心③気づきの心④思いやりの心が育つと考えられます。
林小学校でも3学期の生活目標を「口とじて手と目と心でそうじしよう」と掲げ、がんばっています。
以前は、そうじの放送が入ってもそうじ場所にまだ行ってなかったり、おしゃべりをしたりしている人がいました。しかし、各クラスでお互い注意しながら毎日目標に近づけるようにがんばってきました。すると、ここ最近は、どこのそうじ場所でも黙って静かにそうじができるようになってきました。
そうじの時間、全校を歩いて見ると、水をうったような静けさ。廊下や教室の床をゴシゴシ、隅から隅まで拭く姿。また、ほうきで隅の方まで気をつけてゴミを集める姿。自分の分担場所が早く終わり、友だちのところを手伝う姿を発見し、うれしくなります。
黙ってそうじをすることで、いつもよりていねいに、じっくりとそうじができています。また、そうじ場所をじっくり見ることで汚れを見落とさず、きれいにすることができるようにもなりました。
一番の変化は、そうじをする時の子どもたちの顔つきです。とても落ち着き、「がんばるぞ」「きれいにするよ」というやる気に満ちた顔つきが見られ、心がずいぶん育っていることが感じられます。