台風１１号の接近のため，明日予定されていた１学期の終業式を１日繰り上げて，本日１時間目に行いました。
最初に，自主勉強を５冊以上取り組んだ子どもたちの表彰がありました。本校では，自主勉強ノートが１冊全部終わると，子どもたちは，そのノートを持って校長室に向かいます。校長先生から，カードに貼る「ごほうびシール」をいただけるからです。４月から昨日まで，約１００人の子どもたちがシールをいただいたそうです。
ある日，シールをいただいた直後の４年生の女の子たちの自主勉強ノートを見せてもらう機会がありました。その日に学習したことを復習したり，テストに向けての勉強をしたりしているのですが，赤・青鉛筆を使って，大切なところに線を引いたり，文字が目立つように工夫したり，とても分かりやすく，努力の跡が見られるすばらしいノートでした。
「これで○冊目で！」とうれしそうに話してくれます。わたしは，
「これだけやっていると，かしこくなるよ！まちがいない！」と声をかけました。やり遂げたんだという達成感にあふれる顔でした。
何年か前に，わたしが担任をしていた４年生の男の子で，毎日，わり算の筆算を４問ずつ，自主勉強ノートにしてくる子がいました。苦手なわり算を克服するために，自分で決めてしていたのです。わり算４問ですから，ノートの半分ほどしか使っていないのですが，毎日ノートを提出して，丸をもらいに来るのです。
「１ページ分できていないから，提出できない」ということはありません。毎日自分で取り組める量でいいと思います。『ちりも積もればやまとなる』継続は大きな力となります。
さあ，いよいよ夏休みです。じっくりと自主勉強をするチャンスです。
夏休みが終わったときに，今年の夏休みは，これをがんばったというものが
何か１つできますように！