感染性胃腸炎(ノロウィルス)の予防

 ノロウィルスによる感染性胃腸炎の患者が昨年に比べて2倍くらいに増えているというニュースが流れていました。本校においても先週くらいから、学校内で嘔吐したり、腹痛を訴えたりする児童が増えています。

 ノロウィルスの特徴は、ごく少量のウィルス量で人に感染し、便や嘔吐物の中に大量に含まれていること。そして、糞便中には、強い症状がおさまっても、1週間程度ウィルスが排出され、乾燥すると空気中に浮遊して、それを吸い込むことによって感染すること。また、このウィルスは、塩素系消毒剤で殺菌効果がありますが、アルコール消毒や逆性石けんはあまり効果がないことです。

 ご家庭においても次のことに気をつけてほしいと思います。①調理の時は十分な加熱と洗浄をしましょう。②食事前やトイレ後の手洗いを十分にしましょう。③嘔吐物の処理時は、窓を全開にして換気を行い、使い捨て手袋やマスクを使用して、塩素系消毒剤で床をふきとり、ビニール袋に密閉してからすぐにすてましょう。

 

                                                

 

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