野菜の働きを知ろう

 今日は、オープン参観でした。2年生は、「野菜の働きを知ろう」という学活の授業がありました。8つの箱に入った野菜を手で触って、野菜の名前を当てるクイズをした後、野菜を2つの仲間に分けました。野菜は、緑黄色野菜とその他の野菜に分けることできます。緑黄色野菜は、カロテンが一定の量(600μg)以上含まれる野菜と1回に食べる量や使用回数が多い色の濃い野菜です。これを子どもたちにも分かるように、切っても切っても色のこい野菜としました。

 食べ物はたくさんあるので、見た目の色と働きのイメージで赤色・緑色・黄色の3つに分けています。野菜・きのこ・果物は緑色の食べ物になり、体の調子を整える働きをします。含まれる主な栄養はビタミンです。ビタミンには多くの種類があり、さまざまな働きをするので、一言で表すと「体の調子を整える」となってしまいます。

 そこで、粘膜を守るカロテンを「バリアーマン」、カルシウムの吸収に関わるビタミンDなどを「おたすけマン」、また、食物繊維も加え「ピカピカマン」として野菜の働きとしました。そして、野菜の種類によって入ってる「おたすけマン」、「バリアーマン」、「ピカピカマン」の量は異なることと、切っても切っても色のこい野菜(緑黄色野菜)には、バリアーマンが多いことを知らせました。

 また、野菜ときのこは、たくさん食べてほしい食べ物であることを印象づけるために、両手をくっつけた中に入れた野菜の3倍が、1日に食べてほしい量であることも伝えました。

 「1回の食事に両手に1杯の野菜を食べましょう。」というのを、どこかで耳にされたこともあると思います。大人も知っていても、なかなか野菜がたくさん食べられないのですが、学校の給食や食事でも野菜を残さず食べる2年生が増えてほしいと思います。

 最後になりますが、8つの野菜は、①白菜、②ほうれん草、③かぶ、④かぼちゃ、⑤なす、⑥ブロッコリー、⑦きゅうり、⑧にんじんでした。2つのなかまに分けてみてください。

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