「今日は年賀状を書きます。」
そう伝えた時の子どもたちの目はとても生き生きしていました。
「どんな年賀状にしよう?」
「誰に出そうかな?」
とてもわくわくしていました。
しかし,いざ宛名を書こうとしたときには,「これでいいのかな?」「本当に届くのかな?」と不安そうな声が聞こえてきました。
何度も友だち同士で確認し合っていました。
そして裏面には,自分たちが思うお正月の絵を書いたり,文章を書いたりしていました。
「おばあちゃん元気かな?」
「○○ちゃんは,私のこと覚えているかな?」
年賀状を書くことを通して, なかなか会えない相手のことを思い浮かべる様子が見られました。
最近ではパソコンやスマートフォンからでも年賀状を作ることができるようになりました。
しかし,子どもたちの様子を見ていると,一枚一枚手書きで書くのはやっぱり良いなと思いました。
子どもたちが心をこめて書いた年賀状を見ていると,「来年も良い年になりそうだ」と思います。