「世界一美しいぼくの村」を学習しています!

 今4年団では,国語科で「世界一美しいぼくの村」という物語文を学習しています。

 アフガニスタンのパグマンという村に住む少年ヤモが,戦争に行ってしまった兄の代わりに,市場にサクランボを売りに出かけます。そこで,出会った人たちから,自分たちのふるさとの村の美しさやすばらしさを教えられ,ふるさとを愛する気持ちを強くするとともに,戦渦にいる兄の無事を祈るというお話です。ところが,物語の最後。「世界一美しいヤモの村」は兄が帰ってくる前に,戦争のために破壊されてしまいます。

 今日の授業は,この悲しい結末の続きを考えるものでした。

 村での生活や自然は破壊されても,家族の絆は決して壊れない!ふるさとを愛する気持ちは壊れることはないんだ!という思いにあふれる文章が,多くの児童によって書かれました。そして,自分たちも同じなんだと…。ある子は,戦争の愚かさを切々と訴えていました。

 一人一人の文章を読み終えたあと,私の心の中はとても温かくなりました。この思いを忘れずに,これからの人生を歩んでいってほしい!と強く感じた1時間でした。

 

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