ユニセフ募金活動

11月11日のオープン参観の日に合わせ,6年団はユニセフ募金活動を行いました。

はじめは「毎年6年生がしているから今年も・・・」という考えだった子どもたちも,アフリカのジブチ共和国にボランティアに行かれた先生のお話を聞き,「自分たちも世界の困っている子どものために何かしたい!」という思いにどんどんと変わっていきました。

ジブチ共和国のお話の中で,子どもたちが一番衝撃を受けたのは,小学生の30%しか,学校に通うことができないという事実でした。当たり前のように通っている学校に行くことができない。内戦や紛争に巻き込まれる子どもたちがいるという話は,子どもたちの中で「世界で困っている子ども」というあいまいな姿が,より「助けたい相手」として意識されるようになりました。

1年生のクラスに募金の協力を呼びかけに行ったときも,話を聞いた1年生が「どうして学校にいけないの?」「ぼく,お金持っているよ!いつ持っていけばいいの?」と一生懸命考えてくれていました。バザー当日にも,地域の方,幼稚園ぐらいの子,自分の財布からお金を出し募金する5・6年生など,みんなの「困っている人のために」というやさしさが伝わってきました。

この経験を通し,「困っている人を助けたい。」という思いやりの大切さを学ぶことができたと思います。

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