今日は午後からクラブ活動がありました。
私は,地域探険クラブの4・5・6年生と一緒に,サンメッセ香川の向かいにある『RISTかがわ』の見学に行きました。
ここは,かがわ産業支援財団が運営している施設で,地域共同研究開発事業として,新製品開発等のための研究開発を県内企業等と共同で行っているそうです。
今日は,高温高圧流体技術やマイクロ波応用技術を利用した実験を見せてくれました。
さて,ここで問題です。
-80℃のドライアイスの中に生卵を入れたものと,常温(15℃)の水の中に生卵を入れたものを同時に電子レンジでマイクロ波を当てると,どちらが早く破裂するでしょう。
正解は,「-80℃のドライアイスの中に生卵を入れたものが先に破裂する。」でした。
破裂する時には大きな音がするというので,みんな耳をふさいで電子レンジから離れてじっと見ていました。なかなか破裂しなかったのですが,しばらくして「バーン!」という大きな音とともに1つの入れ物の中で爆発が起こりました。これには,みんなびっくり!!
説明してくれた研究員の方の話によると,ドライアイスはマイクロ波を通すので,マイクロ波が直接卵に当たって先に爆発したそうです。また,水に入れたものは,マイクロ波が水に当たって水を温めるので,なかなか卵は温まらないとのことでした。おもしろい実験でしょ。
どの子も広い実験室とおもしろい実験に圧倒されていました。
帰りに,「また,見学に来てください。」「理科の大好きは子どもになってください。」という職員の方の願いもお話ししてくださいました。
今日『RISTかがわ』を見学した子どもたちは,きっと科学大好きの子どもに育ってくれることと思います。
みなさんも,お子さんと一緒に地域の素敵な施設を一度見学してみてはいかがですか。