4年団の遠足の思い出

  16日,4年団の秋季遠足がありました。丸亀うちわの港ミュージアムと亀山公園芝生広場(丸亀城),旧金比羅大芝居(金丸座)へ行きました。
  竹の骨に子どもたちが学校で作製したうちわの絵を水のりで貼り,形を整えていきました。工程の一つ一つを熱心にメモしたり,うちわの歴史パネルに書かれた難しい言葉の読みや意味を質問したり,職人さんの実演に見入ったり,展示物に顔を近づけてみたりと,うちわに対する興味が深まり有意義な学習ができました。
  水のりが完全に乾くまで大切に保管しなければ,うちわの紙がはがれ落ちるかもしれません。それでも,何人かの子どもたちは手作りの風を感じたくなり,少しだけ自分のうちわを扇いでいました。やさしい風に笑顔がこぼれました。
  亀山公園に着くと,仲よしグループが思い思いの場所に広がりました。秋が深まる広場でしたが,そこには色とりどりの美しい花びらが敷き詰められたように「マイランチの日」のお弁当が並びました。「お母さんが作ってくれた物をここにつめたんだ。」お弁当を見せ合う子どもたちの瞳は,丸亀城を鮮やかに映し出す青空のように澄んでいました。
  旧金比羅大芝居では,花道に上がり,これまでここに立った役者と同じ舞台に立ちました。廻り舞台の仕組みを奈落に下りて見学しました。大きな舞台を4人で回すことができると知って子どもたちは驚きました。人々に愛され育んできた日本最古の芝居小屋は,夢のような美しい舞台でした。子どもちのだれもが,もっと見学していたいと感じたことでしょう。

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