「台風と天気の変化」を学習しよう!

 「ダブル台風や!」「Uターンしたり,回転している台風もあるぞ!」「目がはっきりと分かるね!」などの声が5年生の理科の学習で,インターネット上の気象情報(雲の静止画像や雲の動画)データの中で台風の動きをスクリーンで見た時たくさん聞こえました。5月の「天気の変化」の学習では,雲の正体や雲と天気の関係を観察やインターネット情報などをもとに学習を進めました。まとめテストも終わったので次からは,「台風と天気の変化」の学習に入ります。
 ・渦巻いている巨大な雲とも言える台風はどうして発生するのだろうか。
 ・どうして北半球では左に渦巻いているのだろうか。
 ・いろいろ進路が変わるのはなぜだろうか。
 ・集中豪雨は台風から離れている地域でも起こるのはなぜだろうか。
 などと,予想される子どもたちの台風に関する疑問を解決していきながら,5年生なりに理解できるようじっくりと学習を積み上げていきたいと思っています。
 今回の台風15号は,今年度2回目の休校となったので,「ラッキー」と思う子どもたちがほとんどだと思いますが,台風被害にあった人や地域についても立場を変え考えさせていきます。暴風雨による大きな被害というマイナス面の印象が強い台風ですが,台風がもたらす恵みについてもふれます。「台風が近づいてきたら,台風の雨や風,進み方などの情報をどのように収集し,災害に備えていったらよいのだろうか」という課題を,自分の問題としてしっかり考え,行動できるようにさせていきます。

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