浅野っ子の皆さん、元気ですか?みんなの家の近くでもセミの声が聞こえますか?
今朝、学校に来ると学校がクマゼミの鳴き声に包まれていました。声がよく聞こえる校舎西側に行ってみました。左の写真の木には10匹以上のアブラゼミ。腰ぐらいの高さにも5匹ぐらい。
右の写真のように口吻(こうふん:とがったストローのような口)を刺し込んで食事中。近づいても逃げません。よく見ると、茶色い羽根の模様やその中のグリーンラインがきれいですね。
聞こえてくる鳴き声は「シャワシャワ~♪」というクマゼミの声ですが、姿は見えません。もっと高いところで鳴いているようです。
12時頃になるとクマゼミの声がほとんど聞こえなくなりました。今度はアブラゼミの声(メスは鳴きません)。鳴き分けているようです。メスを探すのに混乱するからでしょうか?
名前の由来は、鳴き声が油を熱した時の「ジリジリ」という音に似ているから、はねが油紙を連想させるから、油に濡れたような色だからといった説があります。
鳴き始めと終わりは低く「ジリジリジリ」という音にも聞こえますが、途中から速く「ヒュンヒュンヒュンヒュン・・・」とむしろ高くて澄んだプロペラが回るような音色。
自由研究のない夏休み。じっくりいろいろなセミの声を聞いてみるのもいいかも。