9月19日(木)教育実習生の授業(6西)

教育実習生が公開授業を行いました。学習指導案という指導の流れを文書で作成し、大学の担当の先生や本校の管理職等による授業観察です。本人にとっては緊張する授業。教師を志す中で、一生記憶に残る授業でもあります。さて、どんな授業になったのでしょう?

授業開始前、じゃんけんをして盛り上がっています。勝って大喜びする6年生がかわいいです!でも、いざ授業開始の挨拶が終わったとたん、数名がさっと挙手。何かと思ったら、前の時間の振り返りを発表しました。感心しました。(ただ、これは、日頃の担任の指導でしょう)

 

電子黒板には、江戸時代の町の様子が映されています。その絵図を見て、気づいたことを発表。子どもからは「商売をしている」との発言。「なぜ、商売と思った?」と実習生。(発言の根拠を引き出す大切な切り返しです)・・・

 

次々子どもたちは、どんな仕事をしている人たちがいるか、見つけていきます。写真のように、印をつけたり、大きくしたり、動かしたりもできます。大変、有効な機器です。しかも、今の子どもたちは、自然に操作もできます。(近年、電子黒板の導入が高松市内でも進められています。これからの学校では必需品です。)

続いて、今度は個々の手元に絵図のプリント、番号で示された人の仕事を回答するワークシート、そして仕事名が書かれたヒントカードが配られました。一人一人が自分で考える時間となりました。実習生は、教室内を何度も回り、一人一人の子どもたちの状況をとらえ、声かけなど、ていねいにかかわっています。とても大事なことです。

 

続いて、代表者に何番が、どんな仕事かカードに書いてもらい全体で確認後、今度は、グループで一つの仕事を決め、どんな会話をしているか、想像して書いてもらうことになりました。(さっとホワイトボードを出して、グループで話し合っています。)いくつかのグループに実際に発表してもらいました。子どもたちの笑いもたくさんありました。

 

そして、絵図から分かった江戸時代の町の様子について、「江戸の町には・・・」の続きを子どもたちなりにまとめ、かけた人は挙手。実習生が見て回っています。最後には、次時の予告をして終わりました。

一人一人を大事にした授業展開で、自分で考え、友達と考え、セリフを発表するなど、協働的な授業で、子どもとの関係性のよさも感じました。結構準備には時間がかかったそうです。お疲れ様でした!そして、ありがとうございました!!

 

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